【知っておくと役立つ!】結婚・出産時の職場への報告、手続きのタイミング

人生のライフステージにおいて、結婚出産を経験する人はたくさんいると思います。


働いているとなると退職しない限りは、結婚出産は自分達だけの問題ではありません。


特に女性は、結婚に伴う改姓や、出産に伴う産休・育休の取得など、たくさんの手続きをしなければなりません。


でもこれって誰も教えてくれませんよね。
今回は私の会社を元に一般的な対応をお伝えします。


♛この記事でわかること♦︎結婚出産の報告のタイミング
♦︎結婚出産の諸手続きについて
♦︎産休・育休取得の方法
♦︎事業所内保育施設の利用

結婚が決まった時

結婚することが決まった!どうしたらいい?


Anser
1.所属の上司に報告する。日程がはっきりしていなくても、今後の大まかな予定を伝えてます。

2.結婚休暇の取得を行う。

3.望む日に結婚休暇の取得が可能か上司に相談する。

4.氏名が変わった時は、健康保険証・給与振込口座・資格免許証・住所などの変更が必要。総務課などで手続きの確認をする。



妊娠した時

妊娠した!どうしたらいい?


Anser
1.上司に報告する。出産予定日が確定したら出産予定証明書を産科の医師に発行してもらい、上司に提出。(これは産休の開始可能日を決定するために重要な書類)

2.仕事上で協力してもらうことも多くなるため、同僚には知ってもらう。



産前休暇(産休)をとる時

産休はいつからとれるの?


Anser

✔️産前休暇とは産前6週間(労働者の申し出により短縮が可能・多胎の場合は8週間)、産後8週間(義務)の休暇を取りはことができる制度
1.産休をとる場合は1ヶ月前までに産休申請書を上司に提出。産休・育休に伴う各種手当金について書類と説明を受ける。

2.産休後に育児休暇を希望する場合は、その後も仕事を継続することが前提。妊娠したら今後のこともよく考えて上司に相談しておく。

3.休業前にはサポートしてくれた同僚や職場に対し社会人としてきちんと挨拶しておく。



産後の手続き

出産した!どんな手続きが必要?


Anser
上司に連絡します。その後総務課等へ連絡し、育児休暇を取る場合は期間などを確認する。その後、諸手続きの説明を受ける。



育休の手続き

育児休暇を取りたい!どんな手続きが必要?短縮したい時は?


Anser

✔️育児休暇とは、産後休暇8週間に引き続き、復職を前提かなして、原則、子どもが1歳の誕生日を迎える前日まで取得することができる制度。(予定が変更になり育児休暇を短縮したい時などは、上司に連絡し、総務課等で諸手続きが必要となる)

1.取得するために、事前に書類の提出が必要。総務課等で、確認を行う。

2.出産後復職するために、こどもをどこに預けるのが・家族の協力がどのように得られるのかなどを家族でよく話し合っておく。

3.万が一諸事情で復職が困難になった場合は速やかに上司に報告します。退職手続きが必要。



復職するとき

もうすぐ復職。どうしたらいい?


Anser
復職2〜3ヶ月前になったら自ら職場にに連絡し、面談の調整を行う。面談時に復職後の就労形態の希望について相談し、職場と復職部署の調整を行う。



育児短時間勤務制度を利用するとき(時短勤務)

復職後は育児短時間勤務制度を利用したい、、、


Anser
育児短時間勤務制度を、利用する場合は、遅くても1ヶ月前には書類提出する必要がある。また、この制度の利用を継続する場合は1年毎に自ら申請を行う必要がある。



事業所内保育施設の利用(託児所)

保育園に入園することができなかった。職場の保育室は利用できますか?


Anser
公的な保育園に入園できない場合は、職場の保育室を利用することが可能。希望時は職場との面談時に相談。遅くても復職1ヶ月前までには手続きが必要。保育室担当者に連絡し、申込書・問診票・利用予定表などをもらい復職予定日に合わせならし保育を行う。
(⚠︎事業所内保育施設がある企業に限る)



まとめ

この記事は結婚出産時の報告・諸手続きの一連の流れです。

一般的な例になるので、自社の就業規則や育児・介護休業等規則を一度確認してみましょう!

スムーズに結婚出産を迎えるために、流れだけでも知っておくと後々役立つと思います。

これから結婚出産を迎える方々のお役に立てれば嬉しいです♩