誰が主役?? 【実写版アラジン】

 

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みなさん!!!

実写版アラジン、もう観ましたか??👀

 

Disney(特にプリンセス)が大好きな私はやっとやっと公開から2週間弱が経とうとした今日観に行くことができました😭😭

 

"アラジン"はDisneyを好きな人はもちろん、特に興味がない人でもなんとなくストーリーやキャラクターを知っているとは言っても過言ではない知名度を誇る作品!!!

誰もが知ってる作品を、誰が観ても満足できる内容に実写化するのはとっても難易度が高いことですよね。

 

今日はそんな作品 "アラジン" を私視点でレポートしていきます😆

 

 

作品紹介

 "アラジン" は1992年に制作されたディズニーアニメーション映画で『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を原案とした作品。

主題歌でもある『A Whole New World』はアカデミー歌曲賞を受賞。

 

 

ストーリー

物語は砂漠の王国アグラバーを舞台に繰り広げられる。貧しい少年アラジンと王女ジャスミンは市場で出会い、互いに惹かれ合う。しかし、王座を狙う国務大臣ジャファーの陰謀に巻き込まれ、死の危険にさらされるアラジンであったが空飛ぶ絨毯や友達で猿のアブーの協力から3つの願いを叶えてくれる魔法のランプを手に入れることとなる。ジャスミンとの恋や、ランプを狙うジャファーとの戦いをランプの魔人ジーニーの魔法に助けられながら最後はアラジン自身の決断で道を切り開いていく物語だ。

 

私が "アラジン" を好きな理由

  1. プリンセスのストーリー👸🏾
  2. 願いが叶う魔法のランプ設定🧞‍♂️
  3. 挿入歌💃🕺
  4. ハッピーエンド

 

とまぁざっくり書くとこんな感じなんです(笑)

 

 

これだとかなりわかりづらいので1つづつ✍️

  1. プリンセスのストーリー👸🏾

これは本当にプリンセス大好きな私には欠かせない理由!もちろんプリンセスならなんでもいいってわけではないけれど、何というか、プリンセスってそこにいるだけで作品が華やかになる存在だと思うんです!!

そして1人1人のプリンセスにはそれぞれの背景があり、考えがあり、想いがあるんです。Disney作品で誰もが知ってるプリンセスっていわゆるディズニー・ルネサンス時代(80年代、90年代)のプリンセス、アリエルやベル、ジャスミンが挙がってくると思います。

当時の時代背景から女性の物語、ましてやプリンセスという枠にはまった女性が自分自身の力で人生を切り開いていくなんて誰が想像したでしょうか。

でも彼女たちは成し遂げたのです!

たとえ物語の中だとしても!

そしてそれに賛同する多くの人がいたからディズニー・ルネサンス時代というものが築かれたのでしょう。

話しは盛大にズレましたが、、、笑

要するにプリンセスは自分自身を信じた人ですよね。

ジャスミンもその1人です。

時代は違えど、同じ女性として共感し、応援したくなるのです。いわば同志のような気持ちでプリンセスストーリーを見ています。(おこがましい笑)

 

 

2.願いが叶う魔法のランプ設定🧞‍♂️

これはもうその通り!

 " 願いが叶う魔法のランプ "

なんだかワクワクしませんか??

このストーリーを見た後、自分だったらなにを願うと考えてしまいませんか?

思わず引き込まれてしまう魔法のような言葉です🧞‍♂️

 

3.挿入歌💃🕺

これは "アラジン"だけに限らず、Disney作品ほぼ全てに言えることですが、挿入歌がめちゃめちゃいい!!!

歌詞はもちろん、メロディが頭に残りやすい!思わず口ずさんでしまう👈

ホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)はアラジンと言えば!ってぐらい有名な曲ですが他にも冒頭のアラビアン・ナイト(Arabian Nights)やジーニーとの初対面でのフレンド・ライク・ミー(Friend Like Me)などただの挿入歌というわけではなくストーリーを入りやすくするための役割を果たしていると言えますよね。

 

4.ハッピーエンド

とっても重要ですよね!!!笑

どの物語もそうですが、やっぱり最後はハッピーエンドでなくっちゃ👑

 

キャラクター・キャスト

今回は映画レポなので画像は実際のキャストさんのものでいきます。

 

アラジン / メナ・マスード

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ジャスミン / ナオミ・スコット

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ジーニー /ウィル・スミス

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ジャファー / マーワン・ケンザリ

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サルタン / ナヴィド・ネガーバン

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ダリア / ナシム・ペドラド

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感想

一言で言うとおもしろかった!!

全てを語ると長くなるのでピックアップしながら💭💭

 

まずアニメ版と大きく変わったところといえば、映画版でのオリジナルキャラクターとして、ジャスミン王女の待女〈ダリア〉ではないでしょうか。ころダリアという役、かなり重要なポジションに思えます!

ジャスミンにとっては待女でありながら、2人の絡み合いをみてるとまるで友人のようです。アニメ版ではジャスミンの友達はペットのラジャーだけとなっていたのでこの部分はアニメ版との大きな差別化を図った部分ではないでしょうか。このダリアという役、もちろんジャスミンを王女として尊敬し、守ろうと言う姿勢は見られます。それでも仕事ではなく心からジャスミンの幸せを願っている人物だと感じました。

ジャスミンとダリアの絡みは是非注目してみていただきたい部分の1つです。ダリアの前だと悩んだり弱音を吐いたりジャスミンのふつうの16歳の女の子と同じ一面が見られるのです。

王女だって四六時中気を張っていられるわけではないですよね。気を許した人物の前ではジャスミンだって普通の女の子でいたいと思うのです。そしてダリアは後にランプの魔人ジーニーとの予想外な展開をみせてくれます💓

 

 

次に挿入歌です。元々アニメ版で使われていた曲たちなので馴染み深い曲たちが登場しています。そんな中今回注目していきたいのは、ジャスミンが歌うspeechless(スピーチレス〜心の声)、実写映画のために作られた曲です。劇中で「女性は美しいだけでいい、国王にはなれない」と意見を踏みにじられた悔しさ、なにも言い返せなかったもどかしさが詰まった曲です。今回の実写版ではホール・ニュー・ワールド(A Whole New World)より強く印象に残る曲だったと感じます。

この曲からも受け取れるように、映画版ジャスミンは現代の女性像に近づけた感じがします。

アニメ版ジャスミンの夢は"自由になりたい" "愛のある結婚をしたい"でした。

しかし、映画版ジャスミンの夢は"国を治めるリーダーとして国王になりたい"と明確に変化しています。もしかしたらアニメ版でもそれを意図していたかもしれませんがジャスミンの口からはっきりと出ることはありませんでした。ここはジャスミンが強く、賢い女性であることがアニメ版より強調された部分でありました。

 

 

そしてそして!映画公開前、キャストが発表された際1番話題になったであろう、ウィル・スミス演じるジーニーについて。本当に良くも悪くも話題になっていましたよね(笑)むしろ、主演のアラジンのキャストより騒がれていたかも、、🤭

 

映画を見た結果、、、、

 

 

やっぱりウィル・スミスだった(笑)

 

 

それでもやっぱり名実共にある名俳優です。

ジーニーの面白さ、軽快さを表現できるのは彼が適任だと感じました。

アニメ版ジーニーはもちろんアニメーションだからなんでもできるんでよ。でも実写版となると話は別。人間が演じるんです。魔人を。

今回そこを再現させたのはCGだけでなく、ダンスシーンかな?と思います。激しめのヒップホップが随所に散りばめられています。

そしてジーニーもアニメ版と変化がありました。アニメ版のジーニーの夢は"自由になりたい"でしたが、映画版ジーニーの夢は"自由になりたい" "人間になりたい"でした。

ここは私の疑問が残る点で、ジーニーは今まで邪悪な心を持つ人間たちに利用されてきました。そんなジーニーがなぜ人間に憧れるのか。物語的に進めやすい展開に繋がるからでしょうか。ここはあまり変化させなくても良い部分だったかなと感じました。

 

とここまでダリア、ジャスミン、ジーニーと話をしてきましたが、ん?まてまてまて、この映画のタイトルは " アラジン " 。主役アラジンの感想は?

 

 

そうなんです!

 

 

これは声を大にして言いたい!

この物語はアラジンの物語なんです!

他のキャラクターが良くも悪くも目立ち、アニメ版ととくに変化のなかった主役アラジンはあまり目立たなかったような気がします。

もちろん焦点はずっとアラジンなのですがその割には、、、という印象を受けました。

アラジンが悪かったわけではなく、他のキャラクターが濃かったんです!(笑)

アラジンは貧しくも清く美しい心を持つ少年、誰にでも優しく、ジャスミンのことを心から想い結ばれることを願っている、ですよね!いじりようがないんですよね!(笑)

もちろん、映画版でもアラジンの優しさや少し抜けているところは生かされており、逃走シーンやアクションシーンなどアラジンの身軽さそのままで表現されていました。

 

そのほかにも、、、

ジャファーとの戦いでボロボロになってしまった空飛ぶ絨毯を抱きしめ悲しむアブー。ここはうるっときてしまう部分でした。アニメ版ではこの2人(?)は仲良しという印象はなかったのですが映画版ではアラジンを支えるもの同士協力する姿がみられます。

 

ジャファーはもっと年寄りでは??!

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アニメ版ジャファーはサルタンにジャスミンとの結婚を提案した際「年寄りすぎる」と断られています。映画版ジャファーはそんなに歳を感じることない印象です。

 

今回キャラクターの変化もありましたが、アニメ版との変化といえばダンスシーンではないでしょうか。先述していますが、激しめのヒップホップのようなダンスが多いです。やっぱりジーニーのような愉快なキャラクターに合わせるとこうなるのか!というような圧巻のダンスシーンです。ただめちゃめちゃ派手でポップな感じなんです。まるでインド映画のワンシーンのような感じ。それでもこの物語の舞台は砂漠の国、中東なのでこのぐらいのダンスシーンがしっくりくるのかな?と思いました。

 

まとめ

どうでしょうか、実写版アラジン

原作ありきのDisney作品なので公開前から話題になり、公開後も2週連続首位(6/20時点)などまだまだ勢いはとまりそうにありませんね。

 原作の良さを生かしつつ、現代に受け入れられやすい変化が沢山詰まっています。

まだ私は字幕のみしか鑑賞できていないので吹き替えも観に行こうと思っています!

 

 

この作品が多くの方の目に留まり、これから先も沢山の方々に愛されるDisney作品の1つになることを願っています。

 

 

 

⦅画像元アラジン|映画|ディズニー公式