これは人生の問いストーリー。【トイストーリー4を観てきた!】

何上手いこと言ってんだと思ったでしょ?

私もこのタイトル思いついた時ドヤッとしました。


こんにちは。現役看護師ブロガーのれいです!

冒頭から頭の悪さ全開でいきましたが、
昨日トイストーリー4を観てきました!

今回はそのレビュー記事になってます!ネタバレありなので映画見る前に知りたくない〜!て方は要注意です!

トイストーリーとは

誰もが知ってるこの作品を説明する必要はあるのか?いやない。とゆうわけにはいかないので、さらっと説明を。

トイストーリーとは95年に制作され今回でシリーズ4作目となる大ヒットシリーズです。

トイストーリー

主要キャラクターであるウッディバズが初めて出会うシリーズ1作目。それまでアンディの1番のお気に入りのおもちゃだったウッディはアンディの誕生日プレゼントとしてやってきたバズを疎ましく思います。
最初は険悪だった2人の中も、困難なことを協力して乗り越えていくうちに打ち解け理解し合います。

トイストーリー2

物語はおもちゃ仲間がヤードセールで売られるのを阻止しようとしたウッディが、不幸なことにおもちゃ量販店店主に持ち去られてしまうところから始まります。
持ち去られた先で出会ったのは、ウッディと同じ「ラウンドアップの仲間」ジェシーブルズアイプロスペクターでした。
ラウンドアップの仲間の過去を知り一緒に日本の美術館へ行こうとしますが、やっぱりアンディのおもちゃだ!と思い直しプロスペクターに邪魔をされながらもおもちゃ達の協力のもとアンディの元へ帰ります。
そしてジェシー、 ブルズアイは新たにアンディのおもちゃとなります。

トイストーリー3

17歳になったアンディは大学進学のため寮暮らしをすることに。ウッディ以外のおもちゃ達は屋根裏部屋へ片付けられるはずか、誤ってゴミとして捨てられそうになります。それは誤解だとウッディが訴えてもおもちゃ達は聞く耳を持たず、"サニーサイド保育園"へ行くことを決意します。
最初はおもちゃの楽園に見えたサニーサイドも実はピンクのクマ、ロッツォが支配する場所でそれに気づいたおもちゃ達はアンディの部屋へ戻ろうとします。その道中ロッツォに邪魔されゴミ処理場へ運び込まれてしまうも仲間と協力し難を逃れアンディの部屋へと戻ることができます。その後、アンディの家に戻ったウッディ達は近所に住むボニーという女の子にひきとられることに。


トイストーリー3は、アンディとウッディのお別れの話で、アンディの物語はここで終わりました。


トイストーリー4あらすじ


新たな持ち主"ボニー"の元へ引き取られたウッディ達。
そんな彼らの前に現れたのはボニーがゴミで作ったおもちゃ、"フォーキー"です。
ゴミで作られたフォーキーは自分のことをゴミだと思っているため、隙あらばゴミ箱に捨てられようとし、終いには家出してしまいます。
ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、かつての仲間ボー・ピープとの再会し、新たなおもちゃたちとの出会います。そこでウッディが感じたこととは、、、。


終わったのはアンディの物語

トイストーリー3で終わったのはアンディとの物語です。

そう!トイストーリーの主役は"おもちゃ達"。

ウッディ含むおもちゃ達は新しい子ども、ボニーの元でまた新たな物語がスタートしているのです。

今回のトイストーリー4はウッディやおもちゃ達の新たなは決断の物語になっています。


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女性の社会的、政治的、経済的権利を男性と同等にし、女性の能力や役割の発展を目ざす主張および運動。
フェミニズムとは - コトバンク

トイストーリー4の予告映像が流れた時、ファン達を歓喜させたのは"ボー・ピープ"が帰ってきたことです!

トイストーリーシーリーズの初期から主要キャラクターとして描かれていた彼女はトイストーリー3で突如消えました。

今まで理由は語られていませんか、今作冒頭でやっと消えた理由とこの7年間の彼女が語られました。

ボー・ピープと言えば、羊飼いの少女でピンクのドレスをまといフェミニンな女の子でしたが、今作ではパンツ姿で登場しは力強い女性というイメージに変わっています。



持ち主がいることが、おもちゃ達にとって1番の幸せ

だと描かれてきました。今までは!

ですが今回徹底して違うところはそこでした。

"持ち主がいないことで、自由に世界をみることができる" がボーの主張です。

今回の作品で大きく変化したところだと言えます。


ウッディの幸せって?


「アンディのおもちゃ」「ボニーが悲しむ」と1番に持ち主の幸せを思ってきたウッディ。

今回もボニーを幸せにするのはフォーキーだと、逃げ出そうとするフォーキーを説得し、ボニーのおもちゃにすることを自分の役目だと感じていました。

ですが今回初めてウッディ自身の幸せを問われます。

今まで持ち主のいるおもちゃとして生活してきたウッディはかつての仲間ボーと新しく見る世界で自分自身の本当の幸せを考えさせられます。


語らずとも分かり合える相棒、バズ


最後の場面で、ウッディは今までの仲間とボニーの元へ戻るか、ボーと一緒に新しい世界をみるか決断を迫られます。

相棒バズはウッディの心の中を感じ取っていました。

迷うウッディに対し、「ボニーは大丈夫」と告げ、ウッディの背中を押します。

やっぱりこの二人は語らずとも分かり合える相棒なのですね。

無限の彼方へさあ行くぞ
この言葉にこんな深い意味があったなんてトイストーリー1の時、だれも想像しなかったでしょう。


誰もが子どもの頃思ってたこと


トイストーリーの何が良いって、そりゃもうドキドキするとこですよね〜💓

だって、自分が見ていない時におもちゃ達は動いてるって子どもの頃誰もが思ってましたよね〜!

いつのまにかなくなったあのおもちゃは今ごろ冒険してるのかな?なんて思っちゃいます。

どこかで落としただけじゃ、、、


トイストーリーが大人の心にもささるわけ

95年生まれのトイストーリー。

同じく95年生まれの私はもう25才!

そうなんです、あの頃見てた子ども達は大人になり親となる世代 になっています。

今回新しく登場したおもちゃ、"ギャビー・ギャビー"

彼女は音声装置の初期不良のおもちゃで子どもと遊んでもらったことがありません。

同じ音声装置を内蔵しているウッディから音声装置を貰い、これで子どもと遊ぶことができる!と思った彼女。

しかし現実は「いらない」と捨てられてしまいます。

子どもの頃なら誰でもしました。好きじゃないおもちゃは買わないし遊ぶのにも選びませんでしたよね。

ただそれだけなのに、大人へと成長した私たちは、はっとさせられます。

相手の立場になって感じることができるということでしょうか。

今の子ども達だけでなく、かつて子どもだった私たち大人の成長も意識して練り上げられたストーリーだと感じました。

今回のトイストーリー4ではそういったメッセージ性の強いものが散りばめられていると感じました。

トイストーリーは子どもにみせたい、親子で見て欲しい作品


さいごに

ピクサーには、過去作を上回る“語るべき 物語”がある場合以外は続編を作らない という言葉があります。
今回の物語は語るべき物語だと思いました。


完璧な結末と言われたトイストーリー3に続編を作った意味がよくわかります。
私は本当のトイストーリーを知りました。


ディズニー・ピクサーさん、また歴史に残る大作生み出しましたよ





最後まで読んでいただきありがとうございました!
(画像元:トイ・ストーリー4|映画|ディズニー公式)